知多四国八十八ヶ所めぐり

2006年7月15日(土)第9回巡拝>第55番〜第64番+番外

第63番
真言宗豊山派 補陀落山 大善院

(常滑市奥条5丁目20番地)

御本尊 十一面観世音菩薩

じゅうらくの大善院に詣で来て 仏の利益うくるうれしさ

再び「阿野町三」の交差点を右折して北上。
信号交差点「樽水町4」を過ぎ、常滑高校前を通過するとT字路交差点「奥条4」に出る。
ここを右折する。

 

しばらくすると電柱に「大善院」の看板発見。

 

この路地の先のようだ。
一般的に霊場は大体がこのような人が歩いて通れる程度の道にある。

 

階段の向こうには崩落寸前の本堂?が見える。とにかく暑い。それにしても暑い。そろそろ限界である。

   
やはり屋根が朽ちている。シートで雨露をしのいでいるが、たいへんな事態である。
ところで、あまりの暑さに頭がフラフラしてきました。熱中症になってからでは遅いので、休憩が必要です。

今までの休憩は、水を立ち飲みする程度でしたが、今回はこれではすまないような気がしてきた。

幸いなことに、ここ大善院には巨大な杉葉状の樹木があり、その下はとても涼しいのです。
納経印をいただくとき、ちょっと耳の遠いおばさん(お庫裡さん?)に何度も何度も伺いました。

この木は樹齢500年以上のイブキといいます。この樹こそ霊験あらたかでしょう。そっと、触れて記念写真を撮りました。

  

 

大師堂前には長椅子もあるのでここで羊羹を食べ、残り1本となった冷えた水を飲み、一服しました。
目を閉じ、静かにしていると気分がよくなってきました。しかし、今日はここまでと決め、帰る事にします。

 

本堂改修の案内が囲いに大書されている。改修は平成20年予定で、予算は1億円です。
1万人以上の寄付が必要ですから並大抵ではありません。

珍しい内容だったので、拡大します。

   

無事、計画通り改修が終ることを祈念しながら失礼した。

次は第64番「宝全寺」です。

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