お母さんの傑作 その2

 

もぐさ餅

この草は正式には
「よもぎ」(蓬、艾)
といい、キク科の多年草、山野に自生。

 

葉は香気を有し、若葉を餅に入れ、
成長した葉は灸の「もぐさ」とする
モチグサ。(広辞苑)

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子供の頃、親からこの草を「もぐさ」と教えられた。
記憶ではほぼ年中見られる草であった。
実際は、冬は枯れるが、春芽が出て、夏は1m近くまで成長する。

ものごころつくころ、この草が別名「よもぎ」ということは知ったが
友達みんな「もぐさ」と言うので「よもぎ」とは言えなかった。

「よもぎ」のイメージはなにか、都会風で気取った雰囲気があった。
知多の田舎で使う言葉ではないなどと卑屈になった記憶がある。

   

おいしい食べ方

普通の餅のように「雑煮」や「焼いて醤油をつけて」食べるのは「よもぎの香り」が飛んでしまいます。焼いて砂糖をつけて食べるのが一番のようです。
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作り方

@ よもぎを取る(山野に行かなくても近くの道端に自生している)
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注意>道のすぐ側は犬のおしっこで汚れているので、
ちょっと奥のよもぎを収穫します。
   
A 若い葉を選定します。
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B 洗い、千切りにします。
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C 1〜2分さっと炭酸で灰汁抜(あくぬき)して、水でさらす。
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5、水を切って、軽く絞る。
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E 餅をつきはじめたら、よもぎを入れる。
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F 完成です。餅粉をつけ、手で伸ばします。
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皆さんも作ってみませんか。是非お試し下さい。

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