民 権 街

2003年 2002年 2000年

2000年10月14日

こんにちは!お父さんです。元気だかね!
さて、大連リポート23では発展する大連を思い切って賛歌しましたが、少し甘かったようです。
今回は反省をこめて実態を報告しましょう。

こちら大連は今週急激に冷え込んできました。
元気印の私も朝練は、さすがに半袖から長袖に衣替えしました。
このような異常な冷え込みは、街路樹の葉を紅葉する前に落としてしまうそうです。
さて、今年はどうなんでしょうか。

ところで発展する大連にはいつ頃、お越しになりますか?早く来ないと町がなくなってしまうかも?心配です。

実は大連は今、水不足に悩んでいます。
会社は現在、大連市からの節水勧告に協力して節水中です。
協力に対し市から感謝状が出る可能性もあって、トップは喜んでいます。
が、トイレの水洗も止まるのです。臭くてたまりません。
小さいほうはまだ我慢もできるが、大きいほうは流されずにそのまま放置されている。
良く我慢できるものだと感心してしまう。さすが4000年の歴史です。

毎日変わる、町の姿を目の当たりにして、発展する大連を頼もしく思っていましたが、意外なところに落とし穴があるようです。

人間は食べ物がなくても1ヶ月くらいは生きていられるが、水が無くては一週間と生きられません。
つまり、水は人間の命であります。
大連市に限らず発展する都市には人間の流入は避けがたい。
人間が増えれば、水、電気、ガスなどの需要も増え、当然ながらゴミも増える。
命の元「水」が確保できなければ市民の生活は保証できず、都市は機能しない。
大連市もこれらのインフラ整備が発展のネックとなるようです。

場合によっては命取りになるかも。来るなら今のうちですぞ!!

スラム街のような古い住宅街があっという間に壊されました。
見てください。こんな具合です。
   

壊される前>焼肉店<お客さんは歩道に置かれたビーチパラソルで食べます。
歩道にはロープは張られ、洗濯物が干してある。(2000年8月)

   
1本奥のうっそうしたアカシヤの並木路ではで子供達がサッカーができた。(2000年8月)
   

この静かなたたずまいも風前の灯火です。(2000年10月)

   
破壊は進む。(2000年10月)
   
   
   
   
   
 
   
左>右ほぼ新地になった(2000年10月)
   
 

ほぼ新地になった(2000年10月)

   
 
 

 ではでは、再見!
From DALIAN With Love!

その後の開発状況

基礎工事が始まった。(2000年12月)

 
 
  連合路と長興街との交差点>沙河口区少年宮あたり
   
長江路と連合路の交差点まで見通せる(2000年12月)

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2002年4月22日

完成間近の民権街>巴里風デザインの別荘住宅。
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壊される前の権街>レンガ作りの住宅街(2000年8月) 破壊された民権街(2000年10月)
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新地になった民権街(2000年12月)
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2003年4月

3年前あった民権街はすっかり生まれ変わりました。
入居者もチラホラあります。が、なにせ高いですから(4500元/u)庶民には高値の花です。
城壁のような外周の建物には、レストランやサウナやカラオケ(KTV)が開店しています。

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