龍 王 塘

2001年、2008年

2001年5月6日、こんにちは!お父さんです。元気だかね!

またまた大連リポートです。
既にゲップ(目やに)が出るほど腹(眼)いっぱいでしょうが、どうか我慢して食べて(見て)ください。

4月28日(土)大連市旅順の桜の名所「龍王塘」へ行ってきました。
これまた大連日本商工クラブからの紹介です。
例年、大連市人民政府外事弁公室から桜鑑賞会の案内がある。
普段は外国人の出入りが制限されているところではあるが、この時期だけは開放されているようです。

費用は一人100元(交通費、入場料込み)昼食を摂るところがないので「昼食持参」が参加条件です。
私は今度、日本から持ってきたアイスボックスにビール、ゆで卵、つまみ類を入れて行きました。
が、1人では心淋しいので楊さんを誘いました。快く受けてくれてとても嬉しかったです。

参加者は15人程度と少なかったが、これには理由があります。
今年の中国のカレンダーは4月28日(土)29日(日)連休の後、30日(月)は仕事で、5月1日〜6日(日)までが当初のGWでした。
が、今週、市政府から通知があり、28,29を出勤にして、GWは30〜7日までに変更されました。

このため28日は出勤日となり、多くの人が参加を取り消したようです。
突然のカレンダー変更でしたが、私は計画どおり参加しました。
今見ておかなければ来年見られる保証が無いからです。
すなわち、私は自分の人生哲学「人生に明日は無い」を実践したのでした。

場所は大連市内からほぼ真西方向へ、車で約45分です。

桜の具合は写真を見てください。
桜は少し散りかけていましたが、ほぼ満足できるものでした。
緯度が緯度なだけに、桜と桃がいっしょに咲いています。

ここにはダムがあります。
ダム中央付近の記念碑には大正5年の年号が刻まれており、ここに日本人の名前が刻まれています。 つまり、日本人が作ったのです。

このダム放水路脇の土手にあまり多くはないが桜が植えてあります。
勿論、日本人が植えたものです。
また、この公園には1926年東京から運ばれた苗木を植えた白木蓮の巨木もあります。

それではすばらしい龍王塘のさくらと可愛らしい楊さんをご覧ください。

 
見事な御用松と噴水前で記念写真
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楊さんのとき、後にえらい派手なおっさんが立っていました。
いったいあん人はどげん人たい!タンバリンば持って何すっと?
ダム>これからあそこに上がります。
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上のほうで記念写真(逆光なので写真が荒れています)
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ダムの上部通路。
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ダム放水路
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ダム記念碑

ダムの中央付近に碑があります。なんて書いてあるのでしょうか?お母さん調べてください。「新天呼?」
また、2枚目の写真に掘り込まれている名前「山?伊三郎」とはどんな人物なのか調べてください。
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まだ大きくありませんが染井吉野や八重桜など種類は豊富です。
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花見のスタイルは日本と変わりません。木の下で宴会しています。
ただ、日本のようにカラオケセットやバーベキューセットを持ち込んで騒ぐことはありません。
 
ダム放水路土手の桜 公園内の桜、桃
 
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貸衣装の振袖を着た楊さんです。かわいいでしょう(^O^)
 
壁画>さすが中国です。
公園と外との仕切り壁に芸術的壁画が描かれています。
私たちが行ったときちょうど書いていました。見事なものです。
公園内の雰囲気です。(楊さんどこいってきたの?)
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帰り道は放水路橋から堤防沿いを歩きました。
 
桜の木は少ないが、異国での桜に思わず胸が熱くなります。
 
並木も立派なものです。
 
白木蓮 竹木

白木蓮は中国語で「星花玉蘭」といいます。由来の看板見てください。
なに?解らない?訳してくれって?? 今無理!忙しいから!あとでねm(_)m

ではでは、再見!
From DALIAN With Love!

2008年4月29日

打合せ通り、9時に寺沢君から部屋に電話あり。「いま下でコーヒー飲んでいる」と。

ホテル前に来たタクシーの運転手と交渉>12時までの3時間でHOW MATCH
ホテルのフロントには日本語のよく解る人がいない。
そこで、楊さんに電話して運転手と交渉してもらう。200元で成立。

星海から旅順南路で行く途中「海事大学」を過ぎたあたりからの軟件団地(ソフトパーク)が巨大化していた。
実は、DELLなど主要なPC関連メーカのサポートセンタはここ大連にある。
我々が何気なしに電話しているサポートセンタは日本ではなくて、大連にあるのだ。
電話はフリーダイヤルであるから、お客さんは電話料金を気にすることはない。
サポート側も専用回線を設置すればイニシャルコストはかかるが、人件費の安い中国のほうが圧倒的に経費節減となる。

「龍王塘」に9:45着。
入口ではマイカーがひしめき合って入場券を買っている。
タクシーには係員が歩いてやってきていちいち車を降りなくても入場できる。
2001年来た時はこのような入場券は無かった(日本商工会主催であったからフリーパスだったかも?

裏面にはここ「桜花園」のほかにも水師営へ行く途中に「龍引泉森林園」があることを紹介している。
次回は水師営ともども行ってみよう!

タクシーの入場料は5元。

駐車場は入口付近は一杯のため、一番奥(ダム付近)へ。観光バスも多い。

  

  2001年5月にあった白木蓮の木が消えていた。
この老木は1926年東京から苗木を持ってきて植えたもの。

以下3枚は2001年の写真

老木「竹木」は今でも元気であった。

ソメイヨシノは散っていたが、モモと八重桜が満開であった。

寺沢君と記念写真(バックはモモの木)

これだ!

近くに幼稚園児が保母さんと一緒に記念写真撮っていた。

アップするとよく解る。子供達が限りなく贅沢な生活をしていることが。

親は周りでしきりにビデオカメラを回している。いずこも同じではある(^レ^;

ダムを望むと、ひとひとひとの群れだ!

これから右側の階段を上り、右の大橋を渡り、左側のダムへ進む。
右の大橋は幅1.5mくらいで、足元は木の板が敷いてある。
この板がところどころ穴が開いており、覗き込んでは肝を冷やしていた。

ダムの上から水路(駐車場)を望む。タクシー車は青い屋根の向こうの白い車だ。
手前の池は釣堀とのこと。(2001年には無かった)商売第一の国民性がありありだ!

ダム中央部の記念碑

2001年のときはまだ手入れされていなかった。 今は碑文が朱色に塗ってある。

両側には建設の概要が記された石碑が取り付いた。

ダムを渡り、反対側に着くと、露店がズラッと並んでいる。商売商売(^O^)

ここはすべて木製、竹製のオモチャ

ここはアクセサリー類

椰子の実の殻や、木製の普通のコケシ類

反対側からダムを望む。右の赤いトンガリ屋根は休憩所。

狭い通路にはこれからも延々と露店が続く。今朝裏山で採ってきた山菜も立派な商品だ!

と、若者がなにやら一心に手を動かして作っている。
黄緑色の竹のような薄く削いだ素材を器用に織り成して、龍や蛇や昆虫を作る。

これは見事だ!蛇年にちなんで目の前にある蛇を買う15元(寺沢君は龍を買う)

地境の囲い壁に大きな壁画が描かれている。2001年来たときちょうど書いていたところであった。
 
それから7年が経過している。いったい何回書き直したか解らないが、ずっと続いていることに喜びを感じた。
今回のテーマは孔子の逸話のようであった。

下に降りると、これまた露店がいっぱい(^O^)
左下は金属アクセサリー、右は輪投げ。

アクセサリー1個10元(昔、私も買ってみたが、
メッキの質が悪く、汗で溶け出し、かぶれた覚えあり)
輪投げもかなり難しそうだ!
四角い商品を丸い輪でスッポリ囲む事は至難の業だ!
この青年はとても苦労している。

赤白さまざまな桜が競っている。人の服装はまだまだ黒っぽい。

ここでも物売りがいる。
懐かしい綿菓子はこのような場所での定番だ!
その隣の発泡スチロールの箱には茹でたトーモロコシが入っている。

こちらでは革製品を売っている。女の子が財布を品定めしている。皮の真贋、縫い方など徹底的に調べている。

噴水の前で記念写真

これでグルット桜花園を見て回った。あとはダム放水路の土手を通って駐車場に戻る。

  10:50花見終了。

帰路、お寺に立ち寄った。
運転手の機転だと思うが、歩き疲れた足で長い階段を登る元気なし。
途中で引き返す。寺の名前も不知道。

正面に大きな金色の観音像

この下は人工湖のようだ?向こうに湖畔公園がある。

今、来た方向。

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