旅順 2005

2005年4月20日

訪問した大連の友人の会社が旅順にあり、昼食をご馳走になった食堂が、
偶然にも復元された「水師営会見所」の前にありました。

一緒に食事される2組のお客さん(広州とハルビン)とまずは、水師営会見所を見学しました。
ここは市内から少し離れているので、日本人も見ることが出来ます。
旅順には何度か訪れているが、水師営は初めてです。

入口は鳥居のような形をした、木製のみすぼらしいものであった。
正面に見えるレンガ造りの建物が復元された会見所です。
写真左側を歩いている背広姿の老人がここのガイドです。

 

 

 

入口を入って、右側に「八一水庫」の記念石碑が2個保存されていた。
戦車とトラックが見事に彫り込まれていた。
その前に、小さく写っている石碑には「関東郡督」とある。
これが何なのか説明は無いが、記念すべきものなのでしょう。

ガイドの文立久さんと記念写真撮りました。
名刺には「中国大連旅順口区水師営会見所」日本語通訳とあり、
住所は大連市大連交通大学院内となっていた。

「ここが水師営の跡です。この建物は昔の建物を元にして、旅順区政府が100万元をかけて復元しました」 と、流暢な日本語で説明します。この会見室の壁にはかの有名な「会見記念写真」が掲げてある。

ただ、こんなにへんぴな場所で、勝利者「乃木将軍」と敗者「ステッセル将軍」が旅順開城を交渉したとはとても思えなかった。

なにかお土産はないかと探すと、ガイドさんが写真集を見せてくれた。
最近の大連は私が撮った写真がたくさんあるので不要です。
そこで、昔の大連を集めたA4判232頁の「老大連」を買いました。
出版は最近の2004年4月です。
ただ値段は260元の2が修正液で消され、3に変わっていた。 つまり、360元でした。
  

 

ガイドさんは記念のスタンプを表紙裏に押してくれました。
スタンプの下にサインらしき文字が見えます。
多分、自分の名前だと思いますが、達筆すぎて読めません。

 

このすぐ近くに海があります。レストランの海鮮料理は最高にうまかった。
遠路はるばるのお客さんも大満足です。 中国の習慣で、昼食時でもアルコールが出ます。
もちろん飲んでも大丈夫な人しか飲みません。

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