2007年7月28日台所の出窓のブラインドシャッターの陰に黒っぽいものを発見。蜂の巣です。
かなり大きくなっている。いままで気が付かなかったことが不思議です。
が、蜂が巣作りするのはこのように外敵の攻撃を受けにくい、目立たない場所なのでしょう。
ほとんど本能的にこのような場所を探すのでしょうか?自然の驚異の何と素晴らしいことでしょう。

それでは、巣作りして、分家して、巣が空っぽになり、新しい母バチを守る越冬バチの活躍をご覧ください。

わtch動物の第7弾は 題して、「蜂の巣作り」です。

東側に面した勝手口の出窓は毎年、陽射し避けのため朝顔を走らせます。
その出窓の南側コーナーにこともあろうに、蜂が巣を作っているのです。
内からは ブラインドで、外からは無関心で、今まで気が付かなかった。
巣はすでにかなり大きくなっている。かれこれ1ヶ月は経っている?
   
7月31日>蜂は私達に最もなじみの足長バチ「フタモンアシナガバチ」です。
室内から巣作りを観察。 せっせせっせ!と巣を拡張しています。
   
8月1日から観察を強化しました。屋根のひさしのようにドンドン拡張していく。 働きバチが活発に動いている。
     
8月2日>
   
8月6日
   
8月10日>巣の拡張は終ったようです。作りはじめて何日くらいか、残念ながら解りません。
観察を始めてちょうど14日です。が、当時は既にかなり大きくなっていたので、
推測ですが、作りはじめて1ヶ月は経過しているように思います。
来年はもっと早く気付くように注意しなければなりません。

   
8月13日>アサガオもドンドン伸びてきた。

   
8月18日>室内からと外から>日中はうだるような暑さです。
働き蜂が巣穴に頭を突っ込んでいる。幼虫にエサを与えているのでしょうか?
また、巣の上部では数匹が羽根を震わせています。巣を冷やしているのでしょうか?
   
8月24日>
早朝、室内から巣を見て驚きました。
蜂が全ての巣穴に頭を突っ込んでいます。
いったい何をしているのでしょうか??
急いで外に出て観察。
巣穴から蜂の頭がチラチラ見えます。
羽化したのでしょうか?
きれいに咲いている朝顔の陰で、
働き蜂たちはせっせと世話をしているようです。
   
8月27日>巣全体に働き蜂が覆いかぶさるようにしています。
いよいよ、母バチ誕生でしょうか??

9月1日>このような状態は約1週間ほど続いた。
   
9月5日>台風9号がやってきた。直撃するかもしれない。
蜂たちは出窓のガラスにへばりついてなにやらやっています。

 
10月24日>それから2ヵ月後、ドンドン誕生します。
 
11月17日>巣作りから約5ヶ月たちました。羽化は最終段階に入ったようです。
   
12月20日>巣作りから約半年経過しました。
巣は暖冬の暖かい陽射しを浴びてひっそりとしている。
分家が終ったようです。
彼らはここを守る越冬隊でしょうか?
約10匹ほどいる。
   

   

2008年1月10日>年を越しました。

   
何気なしに巣を見ると、巣の一番隅っこで身を寄せ合っている蜂を7匹発見。
新しく生れた母バチはこの巣で越冬します。彼らは母バチを守るため巣篭もりするのでしょう。
この役目を誰がいつどのように決めるのでしょうか!命令は絶対的なものなのでしょうか!
命じられたハチは命を懸けて母バチを守らなければならないのでしょうか!

!感動的です!

   
1月17日>北風小僧がビュービュー吹き荒れる冷たい日となった。
最近はやっと本格的な冬がやってきたようで、気温も零度近い。
   
越冬ハチが気になるので観察。全員?元気そうで安堵しました。

   
外からはよく見えませんが、中からは寄り添う姿がよく解ります。
これから、2月・3月とまだまだ寒い日が続きます。しかし、
ハチ社会はこのような生活を人間よりも長い期間営々と続けてきたのです。
が、どうしても、越冬隊の無事を祈らずにはおれません。
   
がんばれ越冬隊!!
   
1月24日>最大風速30m/sを超える暴風が列島を吹き荒れた。
越冬蜂は必死で巣を守っている。健気だ(^O^)

ただ、ここは南側にあるので、北風には直接さらされない。
しかし、車庫の巣は吹きさらしの中だ!いったいどうなっているのかとても心配です。

   

   
2月、3月と越冬隊に変化なし。依然として7匹は身を寄せ合ってじっとしている。
   
4月1日、2ヶ月半ぶりに観察>蜂の配置が変っている。そろそろ動くか?
   
4月10日>にわかに動きが激しくなってきた。いよいよ母蜂が登場か(^O^) 4月11日>巣から離れて、
なにやら忙しそうです。

 
4月15日>蜂が消えた!どこへ行ったのでしょう??
母蜂とともに別の場所に移動したのでしょうか?
   
4月16日>巣から少し離れた場所に1匹残っている。
彼はいったい何をしているのだろう?終日、この場所にじっとしている。

   
4月19日>よく見ると巣を作っているようだ!なぜ彼は巣を作っているのか?
隣に昨年作った大きな巣があるではないか!不思議な行動だ?

   
4月25日>巣は大きくなっている!彼は本気で巣作りしているのだ!
新たな挑戦に胸躍る想いだ!ガンバレーがんばれー頑張れー\(^o^)/
ここに私は勇気ある彼に敬意を表し、武蔵」と命名する。

武蔵の健闘をご期待ください(^O^)

 
4月27日>依然として武蔵は頑張っている。
が、巣作りは一向に進んでいません。君は何をしているのだ?
 
7月、なにげなく見ると、いつのまにか武蔵がいなくなった。

協力者が現れなかったので別の場所に変ったかもしれない。7月、別の場所に巣が出来つつあった。
それも3ヶ所で!
多分、武蔵はこのどこかで頑張っているものと思う。
引き続き「蜂の巣作り2」をお楽しみに(^O^)

   

   
2007年はもうひとつ蜂の巣があります。場所は車庫の屋根裏でした。

これも途中で解ったため、巣はほとんど完成していました。
ばあさんは「射されるといかんから早いとこ落とせ」とうるさい。が、私はそっとしてやりました。

それでは「蜂の巣づくり」第2弾お楽しみに!

   
2007年8月18日>真下から見えるので、幼虫の状況が手に取るように解る。
母バチはどこにいるのでしょうか?
   
8月24日>

   
8月27日>働きバチが群がっている。母バチ誕生でしょうか?

   
9月、10月はほとんど進展なし
11月17日>空っぽの巣。働き蜂が2匹残務整理している?

   
12月20日>
出窓の巣には越冬隊がおり、2008年もここで巣づくりが行われるようですが、
車庫の巣は空っぽで、誰もいません。このまま放置したらどうなるか確認します。
 
   
2008年1月18日
出窓の蜂を観察した翌日、本当に越冬バチがいないのかどうか確認して驚きました。
下からは見えないが、巣の上に4匹が寄り添ってうずくまっていた。
当然でしょう!このような立派な巣を放置することはとてももったいない話です。
感動しました!!ご覧ください(^O^)
  これだー!

   
反対側にはいない。

   
越冬隊が今後どうなるのか引き続き観察を続けます。ご期待ください(^O^)
   
1月20日>よくよく見ると4匹ではなく5匹でした。

1月24日>最大風速30m/sを超える暴風が列島を吹き荒れた。
ここは北風が文字通り吹き抜ける立地だ!

1月25日>風も治まったので恐る恐る覗いてみた。越冬隊は必死で巣を守っている。よかった(^O^)

巣は車庫屋根裏の断熱材に止められている。
直径約6mmくらいの細さだ。こんなもので風速30mに耐えている。
ユラユラ揺れている柔構造が「柳に腕押し」で良いのであろう。
どこやらの耐震偽装設計者に見せてやりたいものだ。

   

   
4月1日>車庫のほうも確認したが、変化なし。 10日後、4月11日も変化なし。
4月25日>1匹もいなくなった。

みんな新天地を求めて巣立ったのであろうか?

車庫の巣はこれで完結

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