2008年7月、南天の細い木の枝に蜂が巣作りしている。
昨年は出窓の軒先であったため風雨にさらされていた。今年は鬱蒼と繁る南天の枝ですから風雨を凌ぎ易い。多分、昨年の反省の上に立って、建築場所を選定したと思われる。ここに間違いなく勇者、いや勇蜂「武蔵」がいる。

奥さんは、「お盆に孫たちがやってくると、刺されるかも知れない」と、除去したい様子です。
私は、「刺されるのもまた、楽しからずや」と、答え、撤去を拒否。ただ、ここは洗濯物の干し場になっているので、気をつけないと洗濯物に入り込み、知らずに着て刺されることもある。私は子供の頃、刺されたことがあった。

 
それでは引き続き、わtch動物の第8弾「蜂の巣作り2」をお楽しみください。
 

   
その前に武蔵の消息を確認します。
   

2008年4月>武蔵が出窓の軒先に巣を作ろうと頑張っている。
 が、ちっとも進展していない。

2008年7月>いつの間にかいなくなった。
   
新しい巣作りの場所は出窓のすぐ近くでした(写真は7月30日に撮影したもの)
左側の出窓の軒先に古巣が残っている。新しい巣は右側の物置の前の南天の枝。

注目

物置の屋根の上に怪しげな物体が写っている。これはいったい何でしょうか??

   
2008年7月5日>写真中央部をご覧ください。徐々に拡大していきます。

   
既に、こんなに大きな巣が出来ている。  

7月18日>南天の細い枝は、日に日に大きくなる蜂の巣を支えられるか??

もういつ落ちても不思議ではない。このまま、蜂は知らずに巣作りしていくのか?

いやいや、そんな事はない。蜂はとても利口だ!次の手を打ってくるはずである。

出なければ、いままでせっせと作ってきた苦労が水の泡だ!

7月27日>枝は切れているが、巣は落ちていない。
ふと、南天の幹を見るとなんと!ここにくっ付けているではないか(^O^)
お見事!!大勢の蜂が更に安定させるため、耐震補強している。

 
7月30日>羽化したばかりのアゲハチョウがじっと羽根を乾かしている。
   
8月9日>ドンドン巣は大きくなっている。13日から孫たちがやって来るので、ちょっと心配です。

   
8月26日夕方>働き蜂が帰還して、巣は満杯状態

   
8月29日朝、ばあさんがキンチョール持って、奮闘している。蜂の巣には蜂が1匹もいない。
下にはたくさんの蜂がのたうちまわっている。

ばあさん曰く、「洗濯物を触っていたら蜂が飛んできたので、怖くなった。よく見たら、大きな巣があるので急いで殺した」

以前より、ここの蜂の巣はばあさんにも説明し、「危害を加えなければ襲ってこないから心配しないように」と言い聞かせてきた。

   
しかし、ばあさんからすれば、「蜂は怖いもの、刺されたら大変」という意識しかない。
逃げた蜂もいるとは思うが、相当数が死んだと思われる。
いっぱいあったキンチョールが半分ほどに減っていた。
8月31日>生き残った蜂が数匹、柿ノ木や南天の枝に呆然とたたずんでいる。
折角、ここまで作ってきたのに、心ないことをしてしまった。
   
アリ軍団が蜂を巣に運ぼうと必死だ!  
   
9月22日>空き家になった巣はさびしそうに雨ざらしだ!そろそろ片付けよう!
   
2008年9月29日>落ちそうなのでナンテンの幹から外した。
   
裏側>巣穴には、餌がなく死んだ幼虫がびっしり!

表側@>アリなどの虫がはいずり回っている。

表側A>羽化直前の蜂もたくさんいます。

   

   
引き続き、車庫の屋根裏についても新しい巣作り2軒を追跡します。(2008年)
   
車庫1
7月18日  
7月30日 8月9日>
 
8月26日>巣作りが遅れているようだ。
   
10月25日>久しぶりに巣を点検。分家した後で、閑散としている。
 
越冬隊の姿が見られない。どうしたのであろうか?
11月1日>絶好の秋晴れの日、久しぶりに車庫の蜂を見舞った。

やはりと言うべきか母蜂親衛隊が越冬準備に余念がない。

   
たった、1匹ですが、写真撮ろうとしたら、ものすごい形相で、睨まれました。
 
12月1日>1ヶ月ぶりに巣を覗いたが、越冬隊のかけらもない。

夜も確認したが、全くいない。

どこへ行ってしまったのか?

   

車庫2

7月18日> 8月9日>
   
7月30日
   
8月26日>
   
10月11日>蜂が表に群がっている。秋晴れの上天気、運動会でも始めるのかな(^O^)
いやいや冗談です。いよいよ巣立ち(分蜂)のようです。
   
10月25日>久しぶりに巣を点検。分家した後で、閑散としている。
数匹の親衛隊が忙しそうに動いている。
   
11月1日>絶好の秋晴れの日、久しぶりに車庫の蜂を見舞った。

やはりと言うべきか母蜂親衛隊が越冬準備に余念がない。

12月1日>1ヶ月ぶりに巣を覗いたが、越冬隊のかけらもない。

夜も確認したが、全くいない。

どこへ行ってしまったのか?

   

観察対象がいなくなってしまったので、これにてわtch第8弾「蜂の巣作り2」をひとまず終了。

わtchトップに戻る  トップへ